平和興業株式会社 70周年 挑戦し続けた わたしたちの歩み

総合ビルメンテナンス
ビル、マンション、オフィス清掃
ビル管理会社
ダクト清掃や貯水槽
空調設備
消防用設備
歩み続けて70年
平和興業 沿革と歴代社長の軌跡
1952年、大阪・そごう百貨店の一角から始まった私たちの歩みは、ビルメンテナンスという新たな価値を社会に届ける挑戦の連続でした。
創業者・中川進の志に始まり、歴代社長たちが築き上げてきた平和興業の70年。
本ページでは、会社の礎を築いた「沿革」と、その時代を導いた「社長たちの思想と行動」をひとつの物語として紡ぎます。
未来へつなぐために、私たちは過去と向き合い、これからも誠実に歩み続けます。
歩み続けて70年平和興業 沿革と歴代社長の軌跡
はじまりの物語
創業者の情熱から始まったビルメンテナンスの原点
戦後間もない混乱期、まだ日本に「ビルメンテナンス」という概念がなかった時代。
創業者・中川進は、建築物の衛生と環境を守ることが人々の暮らしに不可欠であると信じ、平和興業の第一歩を踏み出しました。
はじまりの物語
沿革でたどる成長の軌跡
インフラと共に歩んだ、平和興業の70年
道路、下水、病院、学校、空港、そして都市そのもの——。
平和興業は、時代のニーズに応えながら多彩なインフラと共に歩み続けてきました。
清掃から設備保守まで、社会の「当たり前」を支える使命感が、すべての業務の根幹にあります。
はじまりの物語
1950年代|戦後復興と都市機能の再構築
社会背景:日本が戦後の混乱から脱し、高度経済成長期の入り口にあった時代
企業の転機:清掃から「営繕」「設備」「給食」へと業務を多角化。総合管理業務へと進化
  • 中川商店を開設。そごう大阪店の紙処理業を受注
  • 1952年
    中川商店を開設。そごう大阪店の紙処理業を受注
  • 法人組織化し、平和興業株式会社を設立
  • 1955年
    法人組織化し、平和興業株式会社を設立
  • 進駐軍の残した清掃体制を導入。そごう神戸店で清掃業務を開始
  • 1956年
    進駐軍の残した清掃体制を導入。そごう神戸店で清掃業務を開始
1960年代|モータリゼーションと都市化の波
社会背景:高速道路や地下街など、都市機能の整備が進む
企業の転機:清掃技術の高度化と機械化に取り組み、下水や道路など“見えない部分”の管理にも業務を拡大
  • 梅田地下センター空調ダクト清掃を受注
  • 1963年
    梅田地下センター空調ダクト清掃を受注
  • 国道・高速道路など道路清掃業務に進出
  • 1965年
    国道・高速道路など道路清掃業務に進出
  • 高圧洗浄車、汚泥車を導入し、下水管清掃分野に本格参入
  • 1967年
    高圧洗浄車、汚泥車を導入し、下水管清掃分野に本格参入
1970年代|地方自治体との連携と総合管理への発展
社会背景:公共施設・団地の増加、自治体主導のインフラ整備が進む
企業の転機:清掃から「営繕」「設備」「給食」へと業務を多角化。総合管理業務へと進化
  • 給排水設備の営繕補修業務を開始
  • 1975年
    給排水設備の営繕補修業務を開始
  • 大阪市公認の水道工事施工業者に登録
  • 1977年
    大阪市公認の水道工事施工業者に登録
  • 消防設備点検管理部門を新設
  • 1978年
    消防設備点検管理部門を新設
1980〜90年代|大型施設への対応と技術力の強化
社会背景:大型商業施設や文化施設が全国で建設され、清掃・警備・設備の“統合管理”が求められるように
企業の転機:大規模施設に対応するための技術力・人材体制の強化、そして総合力のアピールが始まる
  • 創立30周年。ホテルアウィーナ、インテックス大阪の管理業務を受注
  • 1985年
    創立30周年。ホテルアウィーナ、インテックス大阪の管理業務を受注
  • 海遊館の清掃業務を受注
  • 1990年
    海遊館の清掃業務を受注
  • 阪神・淡路大震災の復興支援を実施。CSRの先駆け的取り組みを行う
  • 1995年
    阪神・淡路大震災の復興支援を実施。CSRの先駆け的取り組みを行う
2000年代|環境・品質・安全への取り組みと強化
社会背景:ISOなどの品質・環境マネジメントの重要性が高まる
企業の転機:環境対応、品質保証、安全対策を重視した体制整備を推進。自治体や病院など公共性の高い業務も拡大
  • ISO14001取得
  • 2005年
    ISO14001取得
  • ISO9001/プライバシーマーク取得
  • 2011年
    ISO9001/プライバシーマーク取得
  • 特殊機材導入で管更生工事を本格化
  • 2012年
    特殊機材導入で管更生工事を本格化
2010年代以降|未来に向けた挑戦と進化
社会背景:高齢化・人材不足・気候変動など、社会課題が複雑化
企業の転機:DX、登録制度、持続可能性の追求など、新しい時代への適応と変革に注力
  • 創立60周年
  • 2015年
    創立60周年
  • クリアウォーター大阪など、下水道施設の調査・清掃を受注
  • 2022年
    クリアウォーター大阪など、下水道施設の調査・清掃を受注
  • インボイス制度・CCUS登録を完了
  • 2023年
    インボイス制度・CCUS登録を完了
歴代社長のリーダーシップ
受け継がれる志と革新の精神
  • 平和興業の歩みは、リーダーたちの意思と判断により確かな方向へと導かれてきました。
  • 初代が築いた信頼
  • 二代目が育てた組織力
  • 三代目が広げた技術力
  • 四代目が進める、時代に即した変革と次世代育成
  • 中川 進
  • 初代社長中川 進
    創業者であり、昭和30年にまだ日本では馴染みのなかったメンテナンス業に着目。大阪そごうや日本住宅公団の清掃管理を請け負い、建築物維持管理の草分け的存在として事業を発展させた。
    その後、道路・下水・地下街などの業務も受注し、現在の会社の基礎を築いた。
  • 中川 忠雄
  • 二代目社長中川 忠雄
    初代の事業を引き継ぎ、さらに発展させる役割を担ったビルメンテナンス業の確立に尽力し、警備業、設備管理業、住宅管理業など、さまざまな業務の拡大とともに組織の強化を推進。
    会社の成長と安定の礎を築いた。
  • 米澤 義雄
  • 三代目社長米澤 義雄
    多様な業務の拡大とともに、新技術の開発や機械導入に尽力。特に道路清掃部門の独立・運営を担い、高速道路清掃などの新たな領域に挑戦。経済の低迷や業界の競争激化の中で、技術向上と安全性の確立に注力し、次世代に向けた基盤を築いた。
  • 米澤 勉
  • 四代目社長米澤 勉
    これまでの歴史と伝統を受け継ぎながら、DX化をはじめ様々なIT技術の活用など、常に新しい技術を取り入れた変革を推進。時代の変化に適応し、持続可能な企業運営を目指すとともに、現在は次世代の育成にも力を入れている。
未来に向かって
持続可能な社会のために、次の100年へ
70年の歴史は、私たちの誇りであり、次の一歩を踏み出すための原動力。
環境問題、DX、インフラ老朽化…。新たな課題にも果敢に挑み、社会に選ばれ続ける企業として、平和興業はさらなる進化を目指します。
未来に向かって
平和興業株式会社

70年という長い道のりを歩んでこられたのは、社員一人ひとりの努力、取引先の皆様、
そして地域社会の支えがあったからこそです。心より感謝申し上げます。
次の80年、100年へ向け、これまでの歴史と伝統を大切にしながらも、
変化を恐れず、常に前を向いて進んでまいります。
今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。